1万円で手に入る!DTM入門者向けオーディオインターフェース特集

どもども。

今回は「DTMに挑戦してみようかと思っているけど、最初からあんまり高い機材を買うのはちょっと・・・。」という人向けに、1万円以内(税抜)で手に入る入門者向けオーディオインターフェースを集めてみた。
全てコンデンサマイクとギターのダイレクト接続OK、機能限定版DAW(音楽制作ソフト)も付属するので、購入後すぐにDTMを始めることができる。

Steinberg UR12

人気DAW『Cubase』でおなじみSTEINBERGのコンパクトオーディオインターフェース。
超低価格ながら最大24bit/196kHzでのオーディオ入出力に対応している。
入力にはYamahaの誇るマイクプリアンプD-PREを搭載したXLR端子とHi-Z用1/4”TS端子をそれぞれ1つずつ搭載。
ダイレクトモニタリング機能やループバック機能も搭載している。
人気DAW『Cubase』の機能限定版である『Cubase AI』付属。
Cubaseはボーカロイドとの連携に関しては今のところ敵なしなので、ボカロ目的でDTMを始めたいユーザーにもオススメ。
さらに、iPadへの接続も可能で同社のiPadアプリ『Cubasis』でのレコーディングなども可能。

メーカーサイトへ。

動作環境:Win/Mac/iOS
オーディオ解像度:最大24bit/192kHz
入出力:2in2out
接続方式:USB2
電源:USBバスパワー
付属ソフトウェア:Cubase AI

TASCAM US-1×2-CU

TASCAMの2in2outコンパクトオーディオインターフェース。
最大24bit/96kHzのオーディオ入出力に対応。
Ultra-HDDAマイクプリアンプ搭載のXLR端子、Hi-Z切替機能付き1/4”TRS端子、RCA入力端子を装備。
ダイレクトモニタリング機能も搭載。
人気DAW『Cubase』の機能限定版である『Cubese LE』が付属。

メーカーサイトへ。

動作環境:Win/Mac/iOS
オーディオ解像度:最大24bit/96kHz
入出力:最大2in2out(プリアンプは1基)
接続方式:USB2
電源:USBバスパワー
付属ソフトウェア:Cubase LE

Focusrite Scarlett Solo G2

Focusriteはチャンネルストリップやマイクプリアンプで高い評価を得ている英国のブランド。
ScarlettシリーズはそんなFocusrite社製の高性能マイクプリを搭載したコンパクトタイプオーディオインターフェース。
Scarlett Soloは、最大24bit/192kHzのオーディオ入出力に対応する2in2outのシンプル設計。
マイクプリ付XLR端子とHi-Z切替機能付き1/4”TRS/TS端子を1基ずつ搭載。
人気DAW『Ableton Live Lite』のほか、XLN Audioの『Addictive Keys』やNovationの『Bass Station』などのソフトウェア音源もバンドル。

メーカーサイトへ。

動作環境:Win/Mac
オーディオ解像度:最大24bit/192kHz
入出力:2in2out
接続方式:USB2
電源:USBバスパワー
付属ソフトウェア:Pro Tools First – Focusrite Creative pack、Addictive Keys、Ableton Live Lite、Softube Time and Tone bundle、Focusrite Red Plugin-Suite、Novation Bass Station、2GBのLoopmastersサンプル

PreSonus AudioBox iOne

人気DAW『Studio One』でおなじみPreSonusのコンパクトオーディオインターフェース。
2in2outのシンプル設計で最大24bit/96kHzのオーディオ入出力に対応する。
XLR端子1基、Hi-Z用1/4”TS端子1基を搭載。
付属ソフトウェアは同様に『Studio One Artist』、『Studio Magic』。
SPL Attacker、Mäag Audio EQ2、Brainworx bx_opto、Lexicon MPX-i Reverb、SDRR 2、Movement、Analog Lab Liteなど7つの豪華なプラグインが付属し、これらはStudio One Artistで使用することが可能。
それ以外の他社製プラグインをStudio One Artistで使用したい場合は追加料金を支払うか上位モデルにアップグレードする必要があるので注意。

メーカーサイトへ。

動作環境:Win/Mac/iPad
オーディオ解像度:最大24bit/96kHz
入出力:2in2out
接続方式:USB2
電源:USBバスパワー
付属ソフトウェア:Studio One Artist、Studio Magic、Capture Duo

M-Audio M-TRACK 2×2

M-Audioの2in2outオーディオインターフェース。
クリスタル・プリアンプを搭載したXLR/TRSコンボ端子を1基、Hi-Z用1/4”TS端子を1基装備。
最大24bit/192kHzのオーディオ入出力に対応。
ダイレクトモニター機能搭載。
国内で人気のDAW『Cubase』の機能限定版である『Cubese LE』が付属。

メーカーサイトへ。

動作環境:Win/Mac
オーディオ解像度:最大24bit/192kHz
入出力:2in2out
接続方式:USB-C(USB-Aも接続可能)
電源:USBバスパワー
付属ソフトウェア:Cubase LE、Xpand!2、Strike、Mini Grand、Creative FX Collection

まとめ

いかがだっただろうか?
1万円以内となると入力数(マイクやギターを接続できる数)は1〜2つが基本になるが、 ひとりでDTMをやるぶんにはまず問題ない。
ただし、シンセサイザーなどをステレオでレコーディングしたいという場合はHi-Z用1/4”TS端子1つでは不可能なので注意。
音質については好みもあるが、個人的にはこの価格帯の製品の入出力音共に極端な音質の差はないと思っている。
強いて言えばFOCUSRITE Scarlett Soloは入出力音共に定評がある。
また、中には24bit/192kHzのオーディオ解像度(高い方がよりリアルに音を再生/録音できる)に対応している機種もあったりするが、正直24bit/96kHzでもかなりの高解像度。
ほとんどの人にとって192kHz対応かどうかという部分は判断材料にする必要はないと思う。
逆に、バンドルされている機能限定版DAWには扱えるトラックの数や付属する音源やエフェクトなどに違いがあるので、しっかりと確認しておいた方がいい。
→各機能限定版DAWの仕様や付属音源&エフェクトについてはこちらをチェック。
まあWinユーザーの場合『Cakewalk(Win専用)』という超強力な無料DAWが発表されて以降、機能限定版DAWの存在は本来の『お試し版』という位置付けに戻りつつあるが、これらにはマルチ音源やエフェクトも付属しているので、0スタートのDTMerはその辺もしっかりとチェックしておいたほうがいいと思う。