【2023年版】オススメのモニタスピーカー

コンパクトサイズ

PreSonus Eris E3.5

圧倒的なコストパフォーマンスを誇るニアフィールドモニター。
制作する音楽スタイルに合わせてサウンドをチューンできるMF(-6dB〜+6dB)/HF(-6dB〜+6dB)コントロールも搭載。
とにかくリーズナブルなので、あまりモニタスピーカーにお金をかけたくない人や入門機としてオススメ。
ただし、コンパクトモデルということもあり80Hz以下の低域の確認は厳しくなるので、そこはヘッドホンでカバーするつもりでいた方がいい。

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YAMAHA MSP3A

YAMAHAのフラッグシップモニタスピーカー『MSP STUDIO』シリーズ(生産完了品)直系の小型モニタスピーカー。
クリアで原音に忠実な出音、十分なパワー。
演奏したり作曲したりアレンジしたり十二分にハイクオリティなDTMライフを送ることができるはず。
ミックスもある程度は可能だが、60Hz以下の確認は限界があるのでヘッドホンでカバーするか、設置スペースとそれなりに音量が出せる環境が用意できるのであれば後述の『HS5』をオススメする。

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IK Multimedia iLoud Micro Monitor

リニアな周波数特性と3インチウーファーとは思えない豊かな低音で話題となったIK Multimediaのコンパクトモニタスピーカー。
非常にパワフルでクリアな出音で一般的な3インチウーファーモニタでは不可能な45Hz~22kHzの周波数帯域をカバーする。
高域、低域の補正スイッチ、デスクトップ設置時の音の乱反射を補正するDESKTOPモード搭載。
設置スペースや出せる音量が限られているけど低域もしっかりと確認したいという人にオススメ。

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GENELEC 8010A

3インチウーファークラスの大本命。
定番スタジオニアフィールドモニタスピーカーGENELEC8000シリーズの最小モデル。
持ち運びも容易に可能なほどの極小サイズで「こんなに小さくてホントに大丈夫か?」と不安になってしまうほどだが、さすがはGENELECと言いたくなるほどパワフルかつクリアで上品な音を鳴らす。
空間表現、輪郭、解像度、各周波数帯域のバランス、全て群を抜いている。
さすがに60Hz以下の低域は確認出来ないがそこはヘッドホンでカバー。
とにかく小柄なのでスピーカーの置き場所が限られているDTMerにはもってこいの一品。
ただし、価格はしっかりGENELECなので注意。
カラーはグレー&ホワイトの2種類。
ホワイトがまたオシャレ。

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標準サイズ

YAMAHA HS5

音響部品の再選定・最適化を合わせて行うことで飛躍的な再生能力の向上を図った新HSシリーズの末っ子。
『どこまでも原音に忠実であること、ミックスにおける音色や音像定位の微細な変化を厳密に再現できること』を理念に開発されたYAMAHAの定番スタジオモニター。
音質も非常にクリアで音像や定位、音の輪郭もしっかりと捉えることができる。
コスパはかなり高い。
ある程度大音量でモニタリング出来る環境があって本格的なミキシングをしたい人にオススメ。

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ADAM T5V

超人気スタジオモニターAシリーズで有名なADAM Audioのエントリーモデル。
エントリーモデルとは言っても同価格帯クラスの大本命機種。
新開発のU-ARTツイーターを搭載しており非常に綺麗な高域の再生が可能。
周波数特性、解像度、空間表現、パワーどれも優秀。
DSPのHF、LF搭載で環境に合わせて周波数特性の微調整も可能。
こちらもある程度大音量でモニタリング出来る環境があって本格的なミキシングをしたい人にオススメ。

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ADAM A4V

いくつもの賞を獲得したADAM Aシリーズの最新モデル。
伝統のX-ARTツイーター搭載で52Hz〜45kHzという脅威的な高域再生能力を実現している。
非常に広い音場で音像、定位の確認が可能。
解像度、パワーも優秀。
VシリーズではDSPによるルームアダプテーションEQ機能、ボイシング設定などの新技術を搭載し、部屋の環境と自分の好みに合わせてスピーカーを調整することが可能となった。
ボイシングでは、非常にフラットな特性でミキシングやマスタリングなどシビアなモニタリングが求められる場面に最適な”Pure”や、ADAMのレガシー製品に由来する”UNR”などが選択可能。
Sonarworks SoundID ReferenceプロファイルをA4V上に読み込むことが可能となっており環境に合わせて最適なモニタリング環境を構築できる。
SoundID Referenceは製品版を持っていなくても60日間無料で利用できるのでその間にキャリブレーションしてしまえばOK。
製品版を購入するとしても対抗馬?のGENELECの8320GLM Studioよりも数万円安価。

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GENELEC 8030C

定番スタジオニアフィールドモニタスピーカーGENELEC8000シリーズの5インチウーファーモデル。
DTMを始めたばかりの人からすると「は!?一本でこの値段!?」と疑ってしまうほど高額だが、1本2〜3万クラスとは比べ物にならない空間表現能力と解像度。
ひとつひとつの音の輪郭、鮮やかさもやっぱり違う。
ぜひお試しあれ。

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GENELEC 8330 GLM Studio

同じくGENELECの5インチウーファーSAMシステムモニタ『8330』と、自動キャリブレーションを可能とするGLM Kit、ボリューム・コントローラー9310AMを1パッケージにしたモデル。
4インチウーファーの8320モデルもあり。

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ADAM A7V

前述『A4V』の兄貴分。
ADAMのベストセラーニアフィールドモニター『A7X』の正統継機種。
伝統のX-ARTツイーター搭載で40Hz〜42kHzという脅威的な高域再生能力を実現している。
非常に広い音場で音像、定位の確認が可能。
解像度、パワーも優秀。
A4X同様、DSPによるルームアダプテーションEQ機能、ボイシング設定などの新技術を搭載し、部屋の環境と自分の好みに合わせてスピーカーを調整することが可能。
ボイシングでは、非常にフラットな特性でミキシングやマスタリングなどシビアなモニタリングが求められる場面に最適な”Pure”や、ADAMのレガシー製品に由来する”UNR”などが選択可能。
Sonarworks SoundID ReferenceプロファイルをA7V上に読み込むことが可能となっており、環境に合わせて最適なモニタリング環境を構築できる。
SoundID Referenceは製品版を持っていなくても60日間無料で利用できるのでその間にキャリブレーションしてしまえばOK。
お金と鳴らせる環境があるなら是非オススメしたい。

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キャリブレーションシステム

Sonarworks SoundID Reference

世界で唯一、スピーカー/ヘッドフォン、全てのPC出力に対応するスピーカーキャリブレーションツール。
専用マイクによる20分ほどの測定で、形状・材質など部屋に合わせてモニタスピーカー環境プロファイルを作成することでフラットで最適なリファレンス環境へと補正できる。
周波数特性だけでなく、左右の音量差を0.1db、スピードを0.1msの差まで補正することが可能。
ヘッドホンについてはお手持ちのヘッドホン名を選ぶだけで補正完了。
そんなもんちょっとした定位の変化ぐらいだろと侮ることなかれ。
周波数バランス、輪郭、トランジェント、こんなにも劣悪な環境でミックスしてたのかと驚くはず。
すこぶるオススメ。

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