※この記事は2019年に書かれた記事です。
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【2023年版】外出先でもDTM!小型モバイルオーディオインターフェース特集
どもども。
今回は、ポータビリティ性の高い小型のモバイルオーディオインターフェースを集めてみた。
もちろん全てバスパワー(PC/Macでの使用時)。
電車や車の中、カフェや宿泊先のホテルなど、外出先でもDTMをしたいって人は持ってると重宝しますぜ?
IK Multimedia iRig Pro I/O
外形寸法:12.7×4.3×3.7cm。
IK MultimediaのXLR /1/4″Hi-Zコンボジャックを1基搭載した手のひらサイズのMIDIオーディオインターフェース。
48Vファンタム電源付でコンデンサー・マイク、ダイナミック・マイク、ギター、ベース、キーボード、MIDIコントローラーなど、あらゆる入力ソースに対応する。
こちらもプリアンプ内蔵の3.5mmステレオ・ヘッドフォン出力端子を装備。
AmpliTube for iOS, AmpliTube 4 for Mac/PC, SampleTank 3 SE, T-RackS Deluxe, Mic Room付属。
オーディオ解像度:最大24bit/96kHz
入出力:1in(モノラル)2out
接続方式:USB
電源:USBバスパワー(iOSでの使用は単3電池駆動)
付属ソフトウェア:AmpliTube for iOS, AmpliTube 4 for Mac/PC, SampleTank 3 SE, T-RackS Deluxe, Mic Room
APOGEE Jam+
外形寸法:10cm×3.8 ×2.9 cm。
プロ御用達オーディオブランドApogeeのギター用オーディオインターフェース『JAM』の最新モデル。
iPhoneからヘッドホン端子が消えたことにより、ヘッドホンアンプ&ステレオ出力端子が装備されより高いクオリティでのモニタリングが可能となった。
ノイズを除去するPureDIGITAL回路、クリーン/オーバードライブモード切替、ダイレクトモニタリング、Positive GridのBIAS FX Jamソフトウェア同梱とギターのレコーディングに特化した機能が豊富。
オーディオ解像度:最大24bit/96kHz
入出力:1in(モノラル)2out
接続方式:USB
電源:USBバスパワー
付属ソフトウェア:Positive Grid BIAS FX Jam
Apogee One
外形寸法:16.2×5.7×3.2cm。
同じくApogeeのコンデンサマイク内蔵2in2outオーディオインターフェース。
別途コンデンサマイクを用意しなくてもこれ一台で高品質なマイクレコーディングもできてしまうスグレモノ。
もちろん付属のブレイクアウトケーブルを使えば外部マイクやギターなどを接続することも可能。
Mac専用機としてリリースされたが、現在ではWin環境、iOS端末での使用にも対応している。
1/8” ステレオ出力搭載でヘッドフォンやパワード・スピーカーでのモニタリングが可能。
今回紹介するアイテムの中ではちょいと大ぶり。
オーディオ解像度:最大24bit/96kHz
入出力:2in2out
接続方式:USB
電源:USBバスパワー
付属ソフトウェア:Apogee Maestro(Mac/iOS)
Apogee Groove
外形寸法:9.5×3.0×1.6cm。
GrooveはApogee初のDAC&ヘッドホンアンプ。
打ち込みしかしないのであれば、オーディオインターフェースの代わりにDAC(D/Aコンバータ)を使うのもアリ。
入力機能は無いがその分コストがカットできるため、同価格帯のオーディオインターフェースと比較して数ランク上の出音を手に入れることができる。
今回紹介するアイテムの中では一番コンパクト。
オーディオ解像度:最大24bit/192kHz
入出力:0in2out
接続方式:USB
電源:USBバスパワー
付属ソフトウェア:無し
まとめ
いかがだっただろうか?
外形寸法は小さい順にGroove < Jam+ < iRig < Oneといった具合。
とにかく小ぶりなものがいいという人はGrooveかJam+がオススメ。
ただし、Grooveは入力機能非搭載、Jam+はギター&ベース入力特化型なので、マイクを使ったレコーディングもしたいとなると選択肢はiRig ProかOneに限定される。
一番コスパが良いのはiRig Proだろうか。
マイク、ギターのレコーディングが出来て人気のアンプシミュレータAmplitube4付属で2万円程度。
Oneはオールマイティ機種ではあるが、高機能なぶん他の機種より高額でサイズもやや大ぶりになる。
逆に、打ち込みしかしないという人であれば、DAC(D/Aコンバータ)であるGrooveをチョイスするって選択肢は大いにアリ。
同価格帯の入力(AD変換機能)が装備されたオーディオインターフェースと比較すると出音は間違いなく数ランク上。
打ち込みどころかミックスもある程度できる。
あとは自分が重視したいポイントに合わせてベストな一台をチョイスするべし。
ポータビリティ性重視 → Groove or jam+
出音重視 → Groove
コスパ重視 → iRig Pro
汎用性重視 → One
ギター&ベース入力音重視 → Jam+
といった感じだろうか。