【2023年版】オススメのドラム音源

マルチドラム音源編

Stylus RMX Xpanded【Spectrasonics】

トータルリズム・グループ音源Stylus RMXと拡張音源S.A.G.E. Xpander Packのバンドル製品。
生ドラム系からシンセ系まで全てのジャンルを網羅するリズムトラックならなんでもこいのグルーブ・プロダクションパフォーマンス・モジュール。
素材自体もハイクオリティだが、高品位なエフェクトを24種類も装備しており細かな音づくりにも対応、
プリセットのサウンドもかなり作り込まれているので、誰でもすぐに最高級のサウンドを奏でることができる。
リズムパターンも多数付属していて、選択したパターンをドラッグするだけでDAW・音楽制作ソフトにコピーできるのもGood。
誰でも簡単にハイクオリティなリズムトラックが作れてしまうので、リズムを組めない人にもオススメ。
もちろん、リズムパターンは自由自在に編集することも可能なので、リズムを組めない初心者からあーだこーだうるさい玄人まで全てのユーザーにオススメのリズム音源!

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生ドラム音源編

Addictive Drums2【XLN Audio】

人気の生ドラム音源の最新バージョン。
「Custom」、「Custom XL」、「Custom XXL」3つのパッケージが用意されており、自分の好きなドラムキット(ADpak)、MIDIpak、Kitpiece(単体キットピース)をそれぞれ3、6、10種類選ぶ、もしくは各ジャンルに特化したCollectionsを選ぶという購入スタイルになっている。
音質は申し分ないクオリティ。
スタジオでいつも生ドラムを聴いている人も、普段生ドラムをレコーディングしている人も、もちろん本物のドラマーも納得のサウンド。
内蔵のミキサーやエフェクトで様々なジャンルに合った音に加工も出来る。
また、ミキサーとエフェクトのプリセットが標準で多数用意されているので、初心者でも簡単に使いこなすことが出来る。
インターフェースも単純化されていて初心者にもわかりやすい。
また、14本のマイクによるドラムレコーディングをシミュレーションしており、単独でファイナルミックスまで可能なミキサーを装備。
さらに、様々なジャンルの拡張音源(ADpak)もリリースされており、必要に応じてドラムキットが追加出来るため拡張性も高い。

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BFD3【BFD】

7つのキットと入れ替え自由な119種類のスネアやキック、シンバル等のピースを収録。
各ピースを組み合わせて自由にドラムキットを構築できるのが最大の特徴。
また、ハイハットの開き具合、ビーターの種類、タムの共鳴やシンバルのスウェル奏法など、かなり細かいアーティキュレーション(演奏テクニック)を再現可能で、表現力は超一級。
DTMerにそこまで必要かは謎だが最大8つのアンビエントマイクチャンネルと、33種類のエフェクトで様々な音作りも可能。
豊富なプリセットや数千のグルーブも用意されており、初心者でもすぐに利用可能。
こちらも、様々な拡張音源がリリースされており、YAMAHAのスネアやZildjianのシンバルが追加出来たりと非常に高い拡張性と自由度を備えている。

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EZ DRUMMER 3【TOONTRACK】

大ヒットドラム音源『EZ DRUMMER』の最新バージョン。
『MAIN ROOM』、『BRIGHT ROOM』、『TIGHT ROOM』の3つのルームでレコーディングしたドラムキットを収録。
直感的にドラムパターンを操作できる作りになっており、ドラムを叩いたことのない人でも感覚的にリズムの構築ができる。
また『GRID EDITOR』という機能を搭載しておりEZ DRUMMER上でパターンを加工するなどのシーケンス機能も充実。
さらに目玉機能『Bandmate』では読み込んだオーディオデータやMIDIデータを基に最適なドラムパターンを自動生成。
もちろん生成したパターンは『GRID EDITOR』やDAW・音楽制作ソフトで加工可能なので納得いくまでフレーズを追い込むことができる。
ミキサー・エフェクトのプリセットが追加され、初心者でもプリセットから好みの仕様に手軽に加工できるようになっている。
ブリーディング(被り)、定位、ステレオ感を含む、マルチマイク・コントロール機能も搭載。
既存のEZXシリーズ(追加音源)も追加可能で拡張性も高い。

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STUDIO DRUMER【Native Instruments】

Native Instrumentsのサンプラー『KONTAKT』用の生ドラムライブラリ。
Pearl Masters Premium Mapleキット、Yamaha Maple Custom Absoluteキット、Sonor SQ2 Drum Systemの3種類のキットを収録。
各キットはPaiste、Zildjian、Sabian、Masterworksのシンバル、Sonor、Mapex、Ludwig、Masshoffのスネアでセットアップされている。
ピースの入れ替えができなかったりアーティキュレーション(演奏テクニック)が少なめだったりと他のドラム専用音源と比べると多少自由度は低いが、わかりやすいインターフェースで操作性も良い。
また、そうは言ってもスネアは上部と下部、各ドラム、オーバーヘッド、ルームマイクをコントロールできるようなミキシング機能も備えており、様々なサウンドメイキングが可能。
3,300のリズムパターンも収録しており初心者にもオススメ。
NI社の製品は単体での購入は割高になってしまうので、購入は同社のバンドル製品である『KOMPLETEシリーズ』をオススメする。

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※この製品はNI社のバンドル製品である「KOMPLETE STANDARD」にも含まれています。

KOMPLETE 14 STANDARD【Native instruments】

リズムマシン音源編

TR-808【Roland】

伝説の名機TR-808をRoland自らがソフトウェアで忠実に再現。
808のサンプルパックや模造品は数多く市場に出回っているが、ローランド独自のAnalog Circuit Behavior技術を使い、TR-808のサウンドの本質であるオリジナル機のアナログ回路を丹念に再現。
また、シーケンスレーンが複数になっていたりとソフトならではの嬉しい追加機能も搭載。
なんと言っても「808を自走させている」という大きな自己満足を得られる素晴らしい製品(笑)。
Rolandのサブスクサービス『Roland Cloud』にて利用可能。
ライセンス購入も可能。

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TR-909【Roland】

同じくRolandの名機TR-909のソフトウェア版。
テクノ、ハウスって言ったらこれでしょ。
実機のアナログ回路を忠実にモデリングしたうえに、オリジナル・モデルのサンプルROMを使用し、オリジナル・ハードウェアに使われた初期のデジタル・テクノロジーも再現。
納得のサウンド。
808同様、シーケンスレーンが複数になっていたりとソフトならではの嬉しい追加機能も搭載。
こちらもRolandのサブスクサービス『Roland Cloud』にて利用可能。
ライセンス購入も可能。

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ハイブリッドリズムマシン音源編

MASCHINE【Native Instruments】

MASCHINE+

ソフトシンセで有名なNative Instrumentsのグルーヴ制作ツール。
ソフトウェアとハードウェアが一体になった製品で、簡単に言えば「パソコンを使うドラムサンプラー」。
シーケンス機能はもちろん、自分で用意したサンプルをパッドに読み込んだり、サンプルを編集したりノートリピートがついていたりと、サンプラーとしての機能は全て組み込まれており、それらを全て手元のハードウェアで操作できるという優れもの。
主要なDAWでプラグインとして利用可能。
高品質のサンプルは、パッドを叩けばそれだけでプロクオリティ。
デフォルトのサンプルでもかなりハイクオリティだが、エフェクトやドラムシンセも完備しており、心ゆくまで音作りが可能。
そして最大の特徴は、NIの他のソフトシンセ類のプリセットを直接読み込むことが可能となっている点。
ドラム以外のパートの作成からミックスまで完璧にこなす。
別売りのMASCHINE Expansionsという拡張音源を購入していけば、サンプルとキットの数を増やすことも可能。
ハードウェアは、パッドがカラフルに発光するなど見た目のインパクトも大きいことからクラブパフォーマーにも人気。
また、MIDIモードにより、一般的なMIDIコントローラーとして使用することも可能。
ラインナップは、『Maschine+』、『Maschine』、『Maschine Micro』の3種類がリリースされているが、DTMerが使う場合はMicroで十分かと思う。
搭載ソフトとサンプルは3種類とも全て同じなので心配せずに。

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MASCHINE

MASCHINE MIKRO