【2023年版】オススメのプラグインエフェクト

WAVES Gold Native Bundle

Wavesはプロ御用達の定番プラグインエフェクトブランド。
GoldバンドルはEQ、コンプ、リバーブ、ディレイ、アナライザーなどミックスに必要なエフェクトを40種類以上バンドルした製品。
クリアでクラシカルなエフェクトが多く初心者にもオススメ。
マルチバンドコンプやマルチバンドエンハンサー、マキシマイザー等もバンドルされておりかなり突っこんだ処理も可能。
定期的にキャンペーンを開催するブランドなのでキャンペーンを利用すれば10,000円以下で手に入れることもできる。

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WAVES Platinum Native Bundle

上記「Gold」のひとつ上のラインナップ。
バンドルされているエフェクトは50種類以上。
EQやコンプの種類が増えるほかリミッターマキシマイザーL3、L3-LL Ultramaximizerなどがバンドルされており、より高度なミックスやマスタリングにも対応できる。
こちらもキャンペーンを利用すれば20,000円以下で購入可能。

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iZotope Ozone

昔から独自路線のiZotope。
『Ozone』はEQやコンプ、マキシマイザー、Stabilizer、Impactなどのエフェクト(モジュール)からなるマスタリングツール。
目玉はAIによるマスタリング機能「Master Assistant」。
リファレンスを設定してやればワンクリックでモジュールを使ったマスタリング案を提案してくれる。
リファレンスには世界中の様々な楽曲を参考にしたプリセットが用意されている他、お好みの曲を読み込むことも可能。
もちろん手動でモジュールの追い込みや追加も可能。
マスタリングに時間をかけたくないという人にオススメ。

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FabFilter Mastering Bundle

最高級の視認性と操作性、高品質なサウンドで人気のFabFilterプラグインエフェクト。
中でもオススメは多機能EQの『Pro-Q3』とリミッター『Pro-L2』。
『Mastering Bundle』は『Pro-Q3』と『Pro-L2』に加え、コンプレッサー『Pro-C2』とマルチバンドコンプ『Pro-MB』の4製品をバンドル。
Wavesなどと比べると多少値は張るがそれに見合う価値は十二分にある。
どちらかと言えばマスタリング向けだがミックスでも全然使える。

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Universal Audio UAD-2

Universal Audioは1176や610などの名機と呼ばれるアウトボードを生み出しているアメリカの老舗プロフェッショナルオーディオ機器ブランド。
UAD-2はそんな同社がリリースしているDSP動作のプラグインエフェクト。
コンセプトが非常に明確で「往年のアナログ機器のサウンドをプラグインで再現」ということに特化した製品ラインナップとなっている。
同社のマイクプリ「610」や人気のコンプ「1176」をはじめ、NEVE 1073、LA-2A、Pultec EQなど、数々の名機をプラグイン化しており、その技術において世界中で非常に高い評価を得ている。
プロ御用達のWavesを始め、様々なブランドが名機のシミュレートプラグインをリリースしているが、ビンテージ機材のシミュレート技術においてはUniversal Audioが群を抜いていると思う(個人の感想)。
また、MarshallやFender、ENGL、Diezelなどのギターアンプシミュレーターもラインナップしており、その完成度も凄まじい。
使用するには同社のDSPアクセラレーターもしくはDSP搭載オーディオインターフェースApolloシリーズが必要になるが、導入するメリットは大いにある。

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Plugin Alliance

Plugin AllianceはBrainworxやADPTR AUDIO、SPL、ベースアンプの巨塔AmpegやENGLなど複数のパートナー企業の製品を取り扱うブランド。
各社の実機をシミュレートしたアナログエッセンス強めのプラグインエフェクトを豊富に取り扱っており、前述Universal AudioのUAD-2プラグインのネイティブ版もいくつか取り扱っている。
オススメは、マスタリングコンプの名機『Shadow Hills Mastering Compressor Class A』、老舗サチュレーター『bx_saturator V2』、同じくサチュレーターの『elysia karacter』と『SPL TwinTube』、筆者のミックス必需品である『ADPTR AUDIO Metric AB』。
最近Media Integrationが国内販売業務を始めたので今後日本語の情報もどんどん増えるはず。

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