【2021年版】金があるならこれを買え!憧れのハイスペックオーディオインターフェース特集【コンパクトタイプ編】

どもども。

前回に引き続き、今回もハイスペックオーディオインターフェース特集。
今回はコンパクトタイプのものだけを集めてみた。
ボディは小さくてもそのサウンドは超ハイクオリティ。
ラックタイプと比較して入出力数こそ少ないが、ほとんどのDTMerにとっては十分すぎる数。
その分価格も若干低めなので、入出力音にこだわりたいDTMerにとっては良い選択肢になるだろう。

RME Fireface UCXⅡ

『Fireface UFX』と並び、いつの時代もオッサンDMer憧れの一台に名を連ねていた『Fireface UCX』の正統後継機種。
ハーフラックサイズのコンパクトボディにRMEの長年の開発を積み重ね向上し続けてきた革新的な技術が詰め込まれた一台で、UFX同様にそのサウンドは高い評価を得ている。
最大24bit/192kHzのオーディオ解像度に対応し、アナログ入力×8(マイクプリ×2)、アナログ出力×8(ヘッドホン出力×1)、デジタルを含め最大で20の入出力に対応する。
DSP動作のミキサー機能も装備しており、専用アプリであるTotalmix FXにて操作が可能。
3バンドEQ、位相反転、MS処理をチャンネルごとに設定可能、リバーブ、エコーなども搭載している。
その他、オーディオアナライザー『DIGICheck』も付属。

RME  Babyface Pro FS

もう一つRME。
爆発的人気を誇ったモバイルインターフェース『Babyface』の後継機種。
最大24bit/192kHzのオーディオ解像度に対応し、アナログ入力×4(マイクプリ×2)、アナログ出力×4(ヘッドホン出力×2)、デジタルを含め最大で12の入出力に対応する。
USBバスパワーの超コンパクトボディにもかかわらずそのサウンドは初代を上回るRMEクオリティ。
リスニング用途で導入しているオーディオマニアも多い。
DSP動作のミキサー機能も装備しており、専用アプリであるTotalmix FXにて操作が可能。
3バンドEQ、位相反転、MS処理をチャンネルごとに設定可能、リバーブ、エコーなども搭載している。
その他、オーディオアナライザー『DIGICheck』も付属。

PRISM SOUND Lyra1

Neveから独立したエンジニアらによって設立された最高級オーディオブランド『Prism Sound』のUSBコンパクトオーディオインターフェース。
最大24bit/192kHzのオーディオ解像度に対応し、アナログ入力×2(マイクプリ×1)アナログアウト×2+オプティカルS/PIDF入出力を装備。
FireWire接続オーディオインターフェースの名機『Orpheus』と同じプリアンプを搭載するなど、コンパクトなボディに最高音質を求めるPRISM SOUNDのあらゆる技術が詰め込まれた一台。
アプリでコントロール可能な内部ミキサーも装備。
ラックサイズモデルの『Titan』同様、オーディオI/Oとしての基本的な機能しか搭載していないにもかかわらずやっぱり価格はダントツでトップ・・・だったが、最近かなりの値下げがあり、だいぶ手に入れやすくなった。
今回紹介するLyra1の他に、マイクプリを2基、コアキシャルのS/PDIF、AES3、ADAT入出力を搭載したLyra2もラインナップされている。
クリアなのにリッチでウォーミーな出音、最高にクリアな入力音・・・らしい。

ANTELOPE AUDIO Discrete4 Synergy core

入出力音にこだわりたい人にオススメしたいのがDiscrete4。
「RMEかANTELOPE」と言われるほど入出力音の評価が高いANTELOPE。
Discrete4はコンソールグレードの6トランジスタディスクリートプリアンプを4基搭載した卓上タイプのオーディオインターフェース。
ビンテージアウトボードを再現したハードウェアベースのハイクオリティエフェクト「FPGA FX」を使用することもできる。
ただし、これらを通常のプラグインエフェクトのようにDAW上で使用するためには『afx2daw』たるものを別途購入する必要がある。
またこのafx2daw、USB接続では使用不可だったり、Protoolsで48kHz より高いサンプルレートをサポートしていなかったり、インサート数に限りがあったり、オフラインバウンスが出来なかったりするので購入の際は要注意。
最大24bit/192kHzのオーディオ解像度に対応、アナログ入力×4、アナログ出力×4の他ADAT、S/PDIFを装備。
Thunderbolt&USB接続に対応。

Universal Audio Apollo Twin X QUAD

UAD DSPチップ搭載の人気コンパクトオーディオインターフェース『Apollo Twin』の第3世代。
NEVEやSSL、MashallやFenderなどの往年の名機を驚異的なクオリティで再現するUAD-2プラグインが使用可能になる。
UAD-2のアナログエミュレーション技術は間違いなく最強。
今回紹介するApollo Twin QUADにはUAD DSPチップが4基搭載されているので、UADプラグインを多用したミキシングにもある程度耐えられる(使用するプラグインの種類にもよる)。
対応プラグインを挿入することでApollo Twinのインピーダンスを物理的に再設定し、オリジナルハードウェアの音色を再現するUnison対応マイクプリアンプを2基搭載しており、同社の人気チャンネルストリップUA610をモデリングしたUA 610-B Tube Preamp and EQをはじめ、NeveやSSL、APIなどのプロフェッショナルチャンネルストリップを恐るべきクオリティでエミュレートする。
どちらかと言えばクリアというよりもウォーミーな入出力音。

筆者自身も愛用中。

まとめ

いかがだっただろうか?

個人的なイチオシはRMEのRME Fireface UCXⅡ。
ニオシはANTELOPEのDiscrete4。
やっぱこの2社は強いんですわ。

ではでは。