【2021年版】オススメのオーケストラ音源

Vienna Symphonic Library

最高峰オーケストラ音源の名を欲しいままにするオーケストラライブラリ。
オーケストラを構成するほぼ全ての楽器とアーティキュレーション(奏法)をラインナップしている。
その音色と表現力は感動レベル。
筆者は音楽を聴いて泣いたことがこの約40年の人生で二度だけある。
一度目は宇多田ヒカルの「First Love」を初めて聴いた時。
二度目はVIENNAで作った自作のオケを聴いた時(笑)。
冗談抜きでこの切なさをも感じるストリングスは最高。
また、サンプルが非常に素の音で収録されており、小規模〜大規模編成まで使用することが出来る。
ただし、少しお高めではあるのでフルオーケストラを構築してアーティキュレーションを揃えようと思うと笑えない金額になる。
趣味でDTMを楽しむ一般的なDTMユーザーであれば厳選したオーケストラ楽器と主要なアーティキュレーションに的を絞った「SPECIAL EDITION」 バンドルがオススメ。

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SPITFIRE AUDIO SPITFIRE SYMPHONICシリーズ

2016年のリリース以来、飛ぶ鳥を落とす勢いでファンを増やし続けている超人気のオーケストラ音源。
ロンドンが世界に誇るレコーディング・スタジオ「AIR STUDIO」にて収録したライブラリでStrings、Woodwinds、Brassがリリースされている。
また、収録にはヴィンテージマイクやNeveのプリアンプを使用、3つのマイクポジション:C(lose), T(ree), A(mbient)が用意されている。
再生エンジンはKONTAKT PLAYERフォーマット。
Strings、Woodwinds、Brassを全て揃えるとなると少々値は張るが、サウンド、サンプル数、アーティキュレーション数など得られる自己満足感は計り知れない。
また、マイクシグナル4、5種類が追加となり、Jake Jackson氏による3つのミックスシグナルF(ine), M(edium), B(road)が利用可能となる『PROFESSIONAL版』も最近リリースされたが・・・もちろん更に高額。

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SPITFIRE AUDIO BBC SYMPHONY ORCHESTRA PROFESSIONAL

もひとつSPITFIRE AUDIO。
SPITFIRE AUDIOとBBC交響楽団とパートナーシップを結んだことにより誕生した夢のオーケストラ音源。
BBC交響楽団によるストリングス、ブラス、ウッドウインズ、パーカッションのライブラリを収録。
グループやソリストを含む55種類の楽器をワールドクラスのMillenniaプリアンプで録音。
20のミキサーシグナルが用意されている。

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EASTWEST HOLLYWOOD ORCHESTRA OPUS EDITION

新ソフトウェアエンジン『Opus』を提げて更なる進化を遂げたEASTWESTの最高級オーケストラ音源。
不評だったWoodwindsサンプルなどの改良も行われており、ライブラリ自体もグレードアップしている。
Strings、Woodwinds、Brass、Percussionで構成されており、オーケストラを構成するほぼ全ての楽器とアーティキュレーションが揃っている。
また、映画史上の中で最も多作なサウンドエンジニアの1人ショーン・マーフィ氏のミックスによる”MOODS”サウンド・カスタマイズも可能。
さらに、革新的な新機能『Hollywood Orchestrator』により様々なアレンジを生み出すことが可能。
Diamond EditionとGold+ Edition、Gold Editionが存在するが、違いはマイクポジションの数とサンプルのbit数。
Diamondは5つのマイクポジション、24bitサンプルで、Goldは1つのマイクポジション、16bitサンプルとなっている。

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QUANTUM LEAP Symphonic Orchestra PLAY Edition (EASTWEST)

昔から人気のオーケストラライブラリ。
略して『QLSO』などと呼ばれている。
オーケストラの主要なストリングス、木管、金管、パーカッション全てを収録。
ソロ、アンサンブルのサンプルが用意されており、大人数構成のオーケストラも完璧に再現する。
表現出来るアーティキュレーション(奏法)も豊富で、完璧なオーケストラを自分のパソコンの中に構築できる。
上位版の「Platinum」、中位版の「Gold」、下位版の「Silver」がリリースされているが、「Gold」が一番オススメ。
「Platinum」と「Gold」の違いは収録マイク位置の数のみとなっており、そもそもの音質、表現出来るアーティキュレーション(奏法)に違いは無い。
しいて言えばGoldのマイクポジションは残響音が深め。
なるべくドライな音を求めるユーザーの場合はClose Micが含まれる「Platinum」を薦めるが、一般的な音源の残響音と比べるとそれでも深め。
また、「Silver」については表現出来るアーティキュレーションが限定されてしまっている。

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UVI Orchestral Suite

国内展開を再開したUVIのリーズナブル総合オーケストラ音源。
この価格帯のイチオシオーケストラ音源と言える。
60以上のハイクォリティ音源を収録しており、キースイッチによる豊富なアーティキュレーションも搭載している。
クワイア(童声、女声、男声、混声)が収録されている点も嬉しい。
また、コンボルーションリバーブも搭載しており、著名なホールや教会、大聖堂などのIRデータを搭載している。

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SESSION STRINGS PRO 2(Native Instruments)

Native Instrumentsのストリングス(弦楽器)専用音源。
バイオリン8台、ビオラ6台、チェロ4台、コントラバス4台、最大22人編成のストリングスを構築できる。
クラシック、大規模オーケストラ向けの音源ではないが、POPやR&B等のアレンジで使う少人数編成のストリングス作成にはもってこい。
完全にクラシック以外向き。
フレーズアニメーター、リズムアニメーター搭載でユニークなフレーズのオーケストレーションやアレンジが簡単に行える。
主要なアーティキュレーションも豊富に収録されており、扱いやすい音質で初心者でもとっつきやすい音源。
『そこまで気合を入れてストリングスを打ち込む気はない』という人に最適な音源。
単品価格は約4万円とちと高めという印象だが、NIの音源バンドルである「KOMPLETE ULTIMATE」に収録されているので、そちらを購入すると考えれば非常にお得なストリングス音源と言える。

KOMPLETE 13 ULTIMATE (Native instruments)

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Native Instruments Kontakt

ご存じ、Native Instrumentsの超有名ソフトサンプラー。
そもそもはマルチ音源なのでオーケストラに特化した音源ではないのだが、このKontaktに収録されているオーケストラライブラリ、「Vienna Symphonic Library Orchestra」はなかなか秀逸。
それもそものはず、このVienna Symphonic Library Orchestraは完全プロ仕様の最高級オーケストラ音源と言われているViennaのライブラリを使用しているらしい。
ただし、表現出来るアーティキュレーション(奏法)が極端に限定されているというオチ。
とはいうものの、音質自体はかなりのクオリティなので、レガートのみをバックで鳴らしたいというくらいの用途であれば、おそらく中途半端なオーケストラ専用音源を買うよりもクオリティは向上すると思う。
こちらもNIの音源バンドルである「KOMPLETE」、「KOMPLETE ULTIMATE」に収録されているので、個人的にはそちらを狙ってしまうことをオススメする。

KOMPLETE 13 ULTIMATE (Native instruments)

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