オススメのMIDIキーボード

コンパクトタイプ

CME Xkey

CMEの小型25鍵MIDIキーボード。
アルミ製のボディがスタイリッシュでかっこいい。
Macユーザーは見た目だけでときめいてしまうのでは?
ここでは25鍵タイプを紹介するが、それ以外にも37鍵タイプやワイヤレスバージョンの「Xkey Air」もリリースされている。
このサイズ、薄さでポリフォニック・アフタータッチ対応のフルサイズ鍵盤を搭載している。
「この手のキーボードは弾きにくい」というイメージを持っている人も多いと思うが、フルサイズ鍵盤だけあって以外と弾きやすい。
とは言っても当然普通の鍵盤の弾き心地とは別物。
筆者は「機材はある意味インテリア」という考えの人間なので、見た目重視な製品ということで紹介させてもらう。
オクターブスイッチ、ピッチベンド、モジュレーションボタンも搭載している。
また、サスティンがボタンで搭載されており、手元でサスティンのコントロールを行う仕様。
Camera Connection KitやLightning-USBカメラアダプタを使用してiPadやiPhoneに直接接続することも可能。

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M-AUDIO Keystation Mini 32 Ⅱ

M-AUDIOの小型32鍵MIDIキーボードの最新版。
ちょっとしたアイデアやフレーズを打ち込むにはピッタリ。
ベロシティ対応の小さめの鍵盤は操作性もなかなか。
ベロシティカーブも数種類用意されている上、指定したベロシティ値での入力も可能なのでドラム等の打ち込みも簡単に行える。
オクターブスイッチ、ピッチベンド、モジュレーションボタンも搭載している。
こちらもサスティンボタンが搭載されており、手元でサスティンのコントロールを行う仕様。
さらには4つの割り当て可能なコントロールを装備しているため、パフォーマンスをハンズオン・コントロールできる。
バージョンアップにより、iOS端末への接続にも対応し、AIR IgniteAbleton Live Liteが付属した。
AIR Igniteは、シンプルでクリエイティブなワークフローで、簡単に楽曲制作が出来る音楽制作ソフトウエア。

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M-AUDIO Axiom AIR Mini 32

前述の「Keystation Mini 32」に「Hyper Control」という技術と割当て可能な8つのノブ、8つのパッド、トランスポート(再生や停止、録音等)ボタンを搭載した小型キーボード。
「Hyper Control」とは有名な音源やPro Tools、Cubase、Logic、Reasonなどの主要なDAWのコントロールをノブやトランスポートボタン等に瞬時にマッピングしてくれる機能。
「Keystation Mini 32」同様、ベロシティカーブも数種類から選択でき、指定したベロシティ値での入力も可能。
オクターブスイッチ、ピッチベンド、モジュレーションボタン、サスティンボタンを搭載している。
さらには、手軽に音楽制作可能な「AIR Ignite(ダウンロード提供)」と「Ableton Live Lite」が付属してくる。

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KORG microKEY2

小さいのに弾きやすいベストセラーコンパクトMIDIキーボードmicroKEYの第2世代。
25 / 37 / 49 / 61鍵の4モデルをラインナップ。
37 / 49 / 61鍵モデルには、ダンパー・ペダル接続用のアサイナブル・スイッチ端子を搭載。25鍵モデルでは、サスティン・ボタンによってダンパー機能を実現。
また37 / 49 / 61鍵モデルには、ピッチベンド、モジュレーション・ホイール。25鍵モデルには、ピッチベンドとモジュレーションを操作できるジョイスティックやアルペジエーター機能を搭載。
Win/Macのほか、iPad / iPhoneへの接続にも対応している。
付属ソフトウェアも、KORG Legacy Collection – M1 Le、UVI Digital Synsations、Ultra Analog Session、Strum Sessionなどなど非常に豪華。

KORG microKEY2 Air

前述のmicroKEY2のワイヤレスモデル。
こちらも25 / 37 / 49 / 61鍵の4モデルがラインナップ。
夢に見たワイヤレスのDTM環境がいよいよ現実になってきた。

IK MULTIMEDIA iRig KEYS

IK MULTIMEDIAの37鍵コンパクトMIDIキーボード。
最大の特徴は、USBの他にiOS用のLightningケーブル、30pinケーブルで直接iPadやiPhoneに接続することが可能な点。
パソコンの他にiPadやiPhoneを使って音楽製作をする方にはオススメ。
モジュレーション・ホイール、ピッチベンド、ボリューム、オクターブスイッチを搭載。
このサイズでは珍しく、サステインペダルを接続することも可能。
SampleTank FREE iOSと iGrand Piano FREE アプリが無料で利用でき、同社の有名ソフトサンプラー「SampleTank3SE」が付属する。
また、iRigシリーズは25鍵タイプの「iRig Key Mini」やMac/PC接続専用の「iRig Key37」やフルサイズ鍵盤を採用した「iRig Key Pro」等もリリースされており、幅広いラインナップの中からニーズに合わせたものをチョイスできる。

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高機能タイプ

NOVATION IMPULSE シリーズ

ベロシティ対応の鍵盤、9個のフェーダー、8個のロータリーエンコーダー、ドラムパッドを搭載したMIDIキーボード。
トランスポートボタンも一通り搭載されている。
25、49、61鍵の3モデルがリリースされており、セミウェイテッド鍵盤は軽めのタッチだがしっかりしていて弾き心地は良く、ベロシティも細かに吐き出してくれる。
最大の特徴は付属する「Automap」というソフト。
主要なDAW、プラグイン等をIMPULSEのコントローラー群に瞬時に割り当てることが出来る。
Live Lile、LoopMastersのオーディオループ約1GB、Novationソフトシンセ「BASS SATTION」が付属する。

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Nektar Technology Impactシリーズ

比較的新しいブランドであるNektar Technology社の高機能MIDIキーボード。
シンセタッチのフルサイズ鍵盤(88鍵モデルはセミウェイテッド)の他、オクターブとトランスポーズボタン、ピッチベンド、モジュレーションホイール、9本の30mmフェーダー、9個のMIDIボタン、8基のロータリーエンコーダー等、豊富なコントローラー群を装備(鍵盤数によって異なる)。
また、DAWインテグレーションという機能によって、簡単な設定のみでCubase、Digital Performer、FL Studio、GarageBand、Logic、Reason、Sonar、Studio One等の主要なDAWに合わせてマッピングされる。
DTMerなら経験したことのあるであろうDAWのコントロール⇔ソフトシンセのコントロールの切り替えについてもボタン1つで切り替え可能。
最大の売りは価格。
この手のMIDIキーボードにしてはかなり安い価格設定で、25鍵モデルで14,200円、88鍵モデルでも35,800円程度に設定されている。
UVI Digital Synsations フルバージョン付属。

M-Audio Oxygen シリーズ

ベロシティ対応フルサイズ・シンセアクション・キーボード、8つのベロシティ対応ドラムパッド、8つのノブ、9つのフェーダー、マウスを使うことなくトランスポートボタン、サスティンペダル入力端子を搭載した多機能マスターMIDIキーボード。
49鍵/61鍵モデルがラインナップ。
最近モデルチェンジされ、見た目がかなりかっこよくなった(笑)
DirectLink機能により、Ableton Live、Pro Tools、Logic Pro、Cubaseなどの主要なDAWの様々なパラメータにトランスポートボタンやノブ、フェーダーが自動的にマッピングできる。
人気DAWの機能限定版Ableton Live Lite、ソフトシンセSonivox「TWIST」、AIR Music Tech「XPAND!2」が付属。

ハイブリッドシンセ

MINILAB mkⅡ(ARTURIA)

シンセで有名なARTURIAの、ハードウェアとソフト音源で構成される小型ハイブリッドシンセの第二世代。
より堅牢なボディとパーツを採用することで、前モデルよりも耐久性と操作性が向上している。
ハードウェアは通常のMIDIキーボードとして使用することが可能なので、同時にアナログシンセ音源も欲しい等という方にはオススメ。
付属するソフトが「Analog Lab」から廉価版の「Analog Lab Lite」になってしまったところが惜しいが、それでも質の高いアナログシンセの音が手軽且つ大量に手に入るのでGood。
1からフルで音を作ることは出来ないが、主要なパラメーターをある程度調整ができるので手軽にアナログシンセの音が欲しい方にはちょうどいい。
シンセマニアも納得の音質で脅威のコストパフォーマンスを誇る。
ハードも非常にしっかりした作りで、ソフトシンセ上の主要なノブやフェーダーが割り当てられているので、音色を選べばすぐに手元でコントロール出来る。
実際に使ってみるとわかるが、「本当にこれで15000円!?」と疑うに違いない。
文句無しでオススメ。

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KEYLAB (ARTURIA)

こちらもMIDIキーボードとソフト音源で構成されるハイブリッドシンセ。
同じくハードウェアは通常のMIDIキーボードとして使用することが可能。
筆者自信が現在愛用中のMIDIキーボードである。
基本的にできることは前途の「MINI LAB」と同じで、MODULAR V、MINI V、ARP 2600 V、CS-80 V、JUPITER-8 V、PROPHET V、OBERHEIM SEM V、WURLITZER Vから5000の音色をコレクションした「ANALOG LAB」が付属する。
違いはハードウェアのみ。
25鍵、49鍵、61鍵の3モデルをラインナップしており、白と水色のカラーリングとサイドのウッドがやたらオシャレ。
Made in Japanには無いデザインである。
ノブ、フェーダー、パッドの数やコントロールボタンも多く、本格的に演奏したりリアルタイムにパラメーターをコントロールしたいシンセ奏者には「MINI LAB」よりこちらの方が向いている。
「MINI LAB」より若干価格は高めの設定だが、それでも脅威的なコストパフォーマンス。

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