さて、前回WavesのH-EQを導入した記事を書いたが、実は便乗してもう一つプラグインをポチッた。
マルチバンドコンプレッサーC6である。
Gold以上のバンドルに含まれているC4の兄貴的位置づけのプラグインで、相対的に4分割した周波数帯域ごとのコンプレッションが可能で、C4には無かったピンポイントで周波数帯域を設定できる2つの可変式バンドが追加されている。
C4は一度マスターに挿すと便利すぎてやめられない素晴らしいプラグインである。
余計な音質の変化がなく、ナチュラルに仕上げられるのが最高の魅力だ。
ただ、相対的に4分割された帯域で調整をしていると、「ああっここだけピンポイントで何とかしたい!という衝動に駆られる場合がある。
しかし4分割調整という特性上、なかなかそれが難しい。
いや、難しいというか・・・めんどくさい。
その前段階で何とかしろよって言われたらそれまでなんだが・・・。
C1でも挿せよって言われればそれまでなんだが・・・。
ま、何とも贅沢な話だがC6は独立した可変式バンドが2つ搭載されているので、そんなときも「えいっ!」と出したりひっこめたり出来るわけである。
ああ・・・最高。
ここまで便利だと何でも出来てしまう気になってしまう。
ただこういったプラグインはほどほどに使うべきだ。
なんていうか、後で何とかしようって思いが強くなる。
それに、今までコツコツ作り上げてきたものがこいつでいとも簡単に別物にもなる。
自分が一生懸命作ってきたものを自分でぶち壊す感じ?
C4使ってる時も・・・何とも言えない罪悪感に駆られるときがあった。
まあ、使うのやめませんけど。