【2021年版】オススメのドラム音源

マルチドラム音源編

Stylus RMX Xpanded (SPECTRASONICS)

トータルリズム・グループ音源Stylus RMXと拡張音源S.A.G.E. Xpander Packのバンドル製品。
生ドラム系からシンセ系まで全てのジャンルを網羅するグルーブ・プロダクション&パフォーマンス・モジュール。
簡単に言ってしまえば、高品質ドラムサンプルと様々なリズムパターンの詰め合わせ音源。
・・・なのだが、とにかく音質が最高級。
高品位なエフェクトを24種類も装備しており細かな音づくりにも対応する。
リズムパターンも多数付属していて、選択したパターンをドラッグするだけでDAW・音楽制作ソフトにコピーできる。
誰でも簡単にハイクオリティなリズムトラックが作れてしまうので、リズムを組めない方にもオススメ。
もちろん、リズムパターンは自由自在に編集することが可能なので、自分でリズムを組めない方からこだわり派の方にまで全てのユーザーにオススメのリズム音源!

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生ドラム音源編

Addictive Drums2 (XLN AUDIO)

人気の生ドラム音源の最新バージョン。
「Artist」、「Producer」、「XXL」3つのパッケージが用意されており、自分の好きなドラムキット(ADpak)、MIDIpak、Kit piece(単体キットピース)をそれぞれ2、3、6種類選ぶという購入方法になっている。
音質は申し分ないハイクオリティで、スタジオでいつも生ドラムを聴いている人も、普段生ドラムをレコーディングしている人も、もちろん本物のドラマーも納得のサウンド。
内蔵のミキサーやエフェクトで様々なジャンルに合った音に加工も出来る。
また、ミキサーとエフェクトのプリセットが標準で多数用意されているので、初心者でも簡単に使いこなすことが出来る。
インターフェースも単純化されていて初心者にもわかりやすい。
また、14本のマイクによるドラムレコーディングをシミュレーションしており、単独でファイナルミックスまで可能なミキサーを装備。
さらに、ジャズやメタル等の拡張音源(ADpak)もリリースされており、購入後も必要に応じてドラムキットが追加出来るため、拡張性も高い。

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BFD3 (FXPANSION)

7つのキットと入れ替え自由な119種類のスネアやキック、シンバル等のピースを収録。
各ピースを組み合わせて自由にドラムキットを構築できるのが最大の特徴。
また、ハイハットの開き具合、ビーターの種類、タムの共鳴やシンバルのスウェル奏法など、かなり細かいアーティキュレーション(演奏テクニック)を再現可能で、表現力は超一級。
そこまで必要かはいまいち謎だが最大8つのアンビエントマイクチャンネルと、33種類のエフェクトで様々な音作りが可能。
豊富なプリセットや数千のグルーブも用意されており、初心者でもすぐに利用可能。
こちらも、様々な拡張音源がリリースされており、YAMAHAのスネアやZildjianのシンバルが追加出来たりと非常に高い拡張性と自由度を備えている。

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EZdrummer 2(TOON TRACK)

大ヒットドラム音源『EZ DRUMMER』がヴァージョンアップ。
本バージョンより、EZ DRUMMER2上でMIDIグループを加工したり、ドラムパートを構築したりと、シーケンスソフト寄りの機能も追加されており、単体でリズムトラックを作成できる仕様になった。
また、ミキサー・エフェクトのプリセットが追加され、初心者でもプリセットから好みの仕様に手軽に加工できるようになっている。
XLN AudioのAddictive DrumsやNIのSTUDIO DRUMMERを追従した形だろう。
ブリーディング(被り)、定位、ステレオ感を含む、マルチマイク・コントロール機能も搭載。
また、最大の目玉は、新たに追加されたソングライティング機能。
ドラマーとの共同制作のような感覚でドラムトラック制作ができるようになっており、どちらかというとドラマーでないユーザーや、プロデューサー気質のユーザー向けの機能が充実した製品。
既存のEZXシリーズ(追加音源)も追加可能で拡張性が非常に高い。

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STUDIO DRUMER (Native Instruments)

Native Instrumentsの生ドラム専用音源。
収録されているドラムキットは3種類。
アーティキュレーション(演奏テクニック)やピースの数は少ないが、初心者にはちょうどいい気がする。
わかりやすいインターフェースで、操作性も良い。
ただし、KONTAKTというソフトの追加音源という位置づけである為(STUDIO DRUMERを単品で購入した場合は、KONTAKT 5 PLAYERが付属するためKONTAKTを持っていなくても使用可能。)、新たなサウンドを追加するというような拡張性は備えていない。
デモを聴いて「このドラムの音が気に入った!」という方には文句無しでオススメ。
3,300のリズムパターンも収録。
また、スネアは上部と下部、各ドラム、オーバーヘッド、ルームマイクをコントロールできるようなミキシング機能も備えており、様々なサウンドメイキングが可能。

※この製品はNI社のバンドル製品である「KOMPLETE ULTIMATE」にも含まれています。

KOMPLETE 13 ULTIMATE (Native instruments)

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ハイブリッドリズムマシン音源編

MASCHINE (Native Instruments)

MASCHINE+

ソフトシンセで有名なNative Instrumentsのグルーヴ制作ツール。
ソフトウェアとハードウェアが一体になった製品で、簡単に言えば「パソコンを使うドラムサンプラー」。
シーケンス機能はもちろん、自分で用意したサンプルをパッドに読み込んだり、サンプルを編集したりノートリピートがついていたりと、サンプラーとしての機能は全て組み込まれており、それらを全て手元のハードウェアで操作できるという優れもの。
主要なDAWでプラグインとして利用可能。
高品質のサンプルは、パッドを叩けばそれだけでプロクオリティ。
デフォルトのサンプルでもかなりハイクオリティだが、エフェクトやドラムシンセも完備しており、心ゆくまで音作りが可能。
そして最大の特徴は、NIの他のソフトシンセ類のプリセットを直接読み込むことが可能となっている点。
ドラム以外のパートの作成からミックスまで完璧にこなす。
別売りのMASCHINE Expansionsという拡張音源を購入していけば、サンプルとキットの数を増やすことも可能。
ハードウェアは、パッドがカラフルに発光するなど見た目のインパクトも大きいことからクラブパフォーマーにも人気。
また、MIDIモードにより、一般的なMIDIコントローラーとして使用することも可能。
トラックメーカーにはオススメしたい製品。
ラインナップは、「Maschine+」、「Maschine」、「Maschine Micro」の3種類がリリースされているが、
DAWと併用して使用する場合は「Maschine Micro」で十分かと思う。
搭載ソフトとサンプルは3種類とも全て同じなので心配せずに。

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MASCHINE

MASCHINE MIKRO