KORGのベストセラーMIDIキーボード『microKEY2 Air』を購入

どもども。

ここのところM-AudioのKeystation Mini 32(初代)の調子が悪い。
MIDIをはき出したりはき出さなかったり。
鍵盤もだいぶ黄ばんできたし、USB端子もかなりガバついてきている。
まあ考えてみればこいつも7年選手。
7,000円にしては頑張ってくれたほうだ。

ということで・・・


ベストセラーコンパクトMIDIキーボード『Korg microKEY2 Air』を新たに調達。
最近、娘が鍵盤で遊びたがることが多いので、両手で弾く練習もできるようにと49鍵モデルにしてみた。
また、その都度Macの電源入れて音源立ち上げたりモニタスピーカーの電源入れたりするのも結構手間だったので、iPhoneやiPadとワイヤレス接続できるBluetooth MIDI対応モデルにした。
iOSでアプリを起動してmicroKEYを認識させればハイ終了。

思いのほか便利。
ちょいと鳴らしたいだけのときにはもってこい。
肝心の弾き心地もなかなかのもの。
黒鍵が小さめに作られており指が絡まりにくい。

鍵盤の押し込み具合は結構深めで、さらっとした弾き心地というよりはしっかりした弾き心地といった印象。
また、ダンパー・ペダル接続端子がある点もGood。
サスティンボタンがあったところで片手がふさがっちまうのでこいつは非常にありがたい。
レイテンシーについては全然許容。
弾いていてもほとんど気にならないレベル。
筆者がDTMを始めた頃なんてマシンのスペックが低すぎて有線接続でもテンポディレイばりに音が遅れて聴こえたもんだ。
iOS万歳。

また、付属の『KORG Module LE』にはピアノの音色しか用意されていないが、有料版を買えばエレピやオルガン、ストリングスやブラスなんかも鳴らせる模様。
別売りのExpansionには、あのSynthogyのIvoryやKorgの名機TRITONのライブラリも用意されている・・・が、価格もそれなり。
いろんな音が出したいけど金を掛けたくないという人はAppleのGarageBandを立ち上げればエレピ、オルガン、シンセ、ドラムなどの音が出せる。
さらに、音楽製作アプリ(DAW)である『KORG Gadget 2 Le(iOS/Mac)』も付属しているので、これからDTMを始めたいという人もこいつさえ買えば手軽にDTMを始めることもできる。
Mac/Win用のアプリとして『KORG Collection M1 Le』や『UVI Digital Synsations』そして人気プラグインエフェクト『iZOTOPE Ozone Elements』が付属する。

KorgのM1ってご存知だろうか?
筆者が小学生の頃にバカ売れしたシンセで、M1ピアノと呼ばれる独特の響きのピアノサウンドが有名。
なんていうんだろう。
本物のピアノには程遠いウソくさいピアノの音なのだが、キラッとした非常に魅力的なサウンド。
90年代のダンス系ミュージックでよく聴くあの音だ。
当時のミュージックシーンでM1ピアノは大活躍だった・・・らしいが全然記憶にはない。
当時は当時8歳。
近所に住むこずえちゃんのパンツにしか興味がなかった。
その少し後に世を賑わせたのRolandのJD800なんかもピアノサウンドが有名。
小室ファミリーの曲で聴こえるあのピアノ。
こっち系のピアノサウンドってのはダンスミュージックやPOPモノのアレンジでかなり重宝するのだが、これらをモデルにしたソフトシンセ音源って意外と少ないんですわ。
圧倒的にVAシンセが多いし、PCM系はご存知のとおり超絶リアルな音に進化してしまっている。
LEとはいえmicroKEYを買うだけでM1サウンドが手に入るのは非常に魅力的。

なかなかいい買い物でしたわ。

ではでは。