初音ミクの調教に初チャレンジ③【ピッチのズレを修正】

今回は初音ミクのピッチについて考察。
オケと一緒にミクに歌わせたデータを聴いて思ったのだが・・・初音ミクは全体的にピッチが低め。
ま、一般的な音源でもこういったことはよくある。
大抵の場合、ピッチを調整するパラメータが搭載されていて微調整してやればOKなのだが、ミクの場合キーや発音によってピッチのズレ具合が様々な感じがする。
実際どんな具合かをLogicのFlex Pitchを使って視覚的に確認してみた。

やっぱりそうですか。
レコーディングに慣れていない人間が歌った時も若干ピッチが上がりきらない傾向があったりもするので、ある意味リアルと言えばリアル。
ただし、ミクの場合何度歌い直させても結果は同じ。
何らかの手を打たなければならない。
このままFlex Pitchやピッチ補正ソフトで調整していってもいいのだろうがあまりにも数が多い。
ということで、まずはPiapro StudioのPitch Bendで全体的にピッチを持ち上げてみた。

Flex Pitchで見てみるとこのように変化。

場合によってはこの後にピッチ補正ソフト等で追い込んで行ってもいいのだろうが、ご存じの通りやり過ぎは逆効果。
今回はこのまま歌わせて、どうしても違和感を感じた場合のみ補正をしてやることにした。
聴いた感じの違和感はかなり軽減されたので良しとする。

・・・ボカロって意外と手がかかるもんなんですな。