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WavesのVocal RiderをLogic Pro Xで使ってみた。

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どもども。

最近、クソ生意気にミキシング講座たるものをやらせてもらっているが、ボーカルのサンプルを作成するにあたってWavesのVocal Riderを使ってみた。

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Vocal Riderは、ボーカルトラックのレベルを一定範囲に自動調整してくれるプラグイン。
要は自動レベルオートメーションツールといったところだ。
一昔前はMTRのフェーダーを手動でクイクイ動かしてピンポンしたもんだが(いわゆる手コンプ)、最近はDAWが普及したおかげで素人でも簡単にレベルコントロールをオートメーション化できる。
一旦書き込んでしまえば、あとはモーター付きのフェーダーが勝手に動き回る。
いい時代になったもんだ。
しかし、ご存知の方も多いと思うが、このレベルを書き込むという作業が・・・意外に・・・・めんどくせぇんですわ。

人間の欲求なんてものは底が無い。

書けるようになったら書けるようになったで、書くのがめんどくさくなる。

ホント人類ってどうしようもない。

しかし、Wavesはそんなどうしようもない人類にまたしても救いの手を差し伸べてしまったわけですわ。

使い方は至ってシンプル。
単純にボーカルのレベルをコントロールしたいだけなら、

1.ボーカルトラックのエフェクト最終段にVocal Riderを挿す
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Vocal Riderを挿した後にレベルの変動があっては困るのでエフェクト最終段に挿入。

2.曲を再生しながらVocal Sensitivityを設定
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Vocal Riderの感度を設定。
基本的にはボーカルがなっているタイミングで「Ride」が点灯、ボーカルがないところで「Idle」が点灯するようになっていればOK。
感度を上げ過ぎると不要なノイズもボーカルと判断してしまうので注意。
Attackに関してはFastとSlowの2種類。
Fastに設定すると俊敏、Slowに設定すると自然な動き方になる。

3.Targetコントローラーを動かしてボーカルレンジの基準を設定
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曲を再生するとレベルメーターが動作するので、基準にしたい部分に赤線部分を合わせる。
ピーク時に赤線を少し超えるくらいに設定してやると良さげな動きになる・・・と思う。
いまいちどうしていいかわからないという時は、まずはDAWのレベルフェーダーの値と同じ値にして必要に応じて微調整すればいいと思う。
ちなみにこの赤線がRangeパラメータの赤線とリンクしていて、この赤線を基準としてレベルのコントロールが行われることになる。

4.Rangeを設定して自動ゲインチェンジの範囲を設定
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先ほどの赤線を中心としてVocal Riderのレベルフェーダーを動作させる上限値と下限値を決めてやる。
Vocal Riderはここで設定した範囲内でレベルフェーダーを動作させる。

これだけでOK。
オケのレベルバランスを考慮させたい場合は、ボーカル以外のインストゥルメントをまとめてBusに送ってサイドチェーン入力にBusを設定した後にMusic Sensitivityを調整してやればいい。

いずれにしても設定はかなりシンプルなのだが、思い通りに動いてくれるように設定を追い込むのは意外と大変な印象。
「そこはほっとけ!」とか、「そこはもっと持ち上げろよ!」っと何かと文句を言いたくなる。
良くも悪くも非常に機械的に均一のレベルに合わせようとするので、最終的には人の手による微調整が必要になる。

・・・ま、筆者がちゃんと追い込みきれてないだけかもしれないんだが

で、人の手で微調整をしてやるためには、一旦Vocal Riderのフェーダーの動きをオートメーションデータとしてホスト(DAW)側に書き出してやる必要がある。

筆者の現在のメイン環境はLogic。
っということで今回はLogicにVocal Riderのフェーダーの動きを書き出してみる。

1.LogicのオートメーションボタンをON
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2.ボーカルトラックの下図黄色囲み部分から「Touch」もしくは「Latch」を選択

デフォルトでは「Read」になっているので、「Touch」もしくは「Latch」を選択。

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ちなみにここで選択できる4つの項目の意味は以下の通り。

Read
書き込んだオートメーション設定を実行するモード。
オートメーション書き込み後はこのモードにしておく。

Touch
楽曲再生中にツマミをイジると記録が開始される。
ツマミをイジっている間だけオートメーションが記憶され、離した後は元の値に戻る。

Latch
楽曲再生中にツマミをイジると記録が開始される。
ツマミをイジっている間だけではなく、離した後も最後の値で書き込みを続ける。

Write
再生中にツマミを変更しなくても現在のツマミ値で書き込みを続ける。

3.ボーカルトラックの下図黄色囲み部分から「Vocal Rider → Rider Fader」を選択

デフォルトでは「表示オフ」になっているので、Vocal Rider → Rider Faderと選択。

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4.Vocal RiderのAutomationボタン「Write」をクリック

「Write」をクリックしてVocal Riderを書き込みモードに。

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5.再生でオートメションの書き込みを実行

この状態でLogicを再生させると、Vocal Riderのフェーダーの動きの書き込みが始まる。
停止で書き込み終了。

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6.ボーカルトラック下図黄色囲み部分を「Read」に戻す

書き込みが終わったら「Touch」もしくは「Latch」から「Read」に戻す。

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7.Vocal RiderのAutomationボタン「Read」をクリック

「Read」をクリックしてVocal Riderを読み込みモードに。

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これでOK。

いや~、超便利
こういうツールって邪道と呼ばれることが多いわけだが、要は使い方次第だと思う。
頼るところは頼る。
こだわるところはこだわる。
それでいいじゃねーか。

ではでは。