オススメのPCのページに「Macbook Air」を追加することにしました。
というのも、今まで「用途によってはスペックが不足する可能性がある」という理由でMacbook Airを除外していたが、時代の流れとともにMacbook Airのスペックもかなりのものになってきているので、オススメのPCから外すこともなくなってきたなという感じ。
実際、自分自身サブマシンとしてMacbook Airの11インチを使用しているので、どのくらいのことが出来るかを紹介しときます。
スペック
所有しているMacbook Airのスペックは、
CPU : Core i7 1.7GHz(デュアルコア Turbo Boost使用時最大3.3GHz)
メモリ : 8G
ストレージ : 256G(フラッシュストレージ)
オーディオインターフェース : 無、デフォルトのサウンドカードを使用。
インストールしているDAWや音源は、
DAW : Logic Pro X
音源 : NI KOMPLETE 9 Ultimate、NI Maschine2、VIR2 ELECTRI6ITY
という具合。
Logic Pro Xについては追加コンテンツは一切インストールしてません。
NI KOMPLETE 9 Ultimateについても、フルインストールは無理なので、
・Massive
・Kontakt5
・FM8
・Guitar Rig 5
のみをインストール、さらにKontakt5については、よく使うライブラリのみをインストールしているという感じ。
ミキシングはゆっくり家でやるのでエフェクト系に関してはGuitar Rig 5以外一切インストールしていない。
一昔前は標準で64G、オプションで128Gだったので、容量的にまずもってDTMでは使えないという感じだったが256G以上であればかなり出来ることが増える。
とは言ってもデフォルトの状態で、これらをインストールするとストレージの容量残は80G。
先が見えているし、プロジェクトやオーディオデータもあんまり溜め込めないという感じ。
DTM以外のソフトを何もインストールしないでこの状態なので、お金に余裕があるなら頑張って500Gをチョイスしたほうがいいだろう。
打ち込みなどの製作過程での動作
さて肝心のスペックだが、
・Maschine2 単体
・Logic + Maschine2
・Logic + Maschine2 + massive複数
・Logic + Kontakt5(マルアウトで使用 ELECTRI6ITY、STUDIO DRUMMER、JAY BASS、リッケンバッカー、SESSION HORNS) + Guitar Rig5(ギター、ベーストラックに挿入)
上記の組み合わせで7〜8トラックくらいならかなり快適に使えている。
なんてったってSSDですから・・・ぶっちゃけHDDのメインマシンより数倍早く音源は立ち上がるわけで・・・。
極重と言われているような音源を複数使ったりしない限りはストレスなく作業できるのでは?
純正サウンドカードでもレイテンシーはほとんど気にならない。
ただしメモリ8Gは必須。
4GだとサンプラーやPCM音源などのサンプルを使う音源を複数立ち上げることができないだろう。
ミキシング
・オーディオ15~16トラックにLogicに付属のEQ、コンプ、マスターにEQ、リバーブ、リミッター
・・・全く問題ありません。
これ以上のトラックのミックスをMacbook Airでやったことがないので限界がどの辺になるかは不明ですが、50、60トラックに重めのエフェクトをガンガン挿すということをしなければおそらく問題は起きないのではないだろうか?
結論、「かなり重たい作業をするDTMユーザーでなければメインマシンとして十分使える。」というところまで来てる。
おそらくDTMを始めるユーザーの中には「Macbook ProとMacbook Air、どっちにしよう」と悩んでいる方がたくさんいると思うので参考になれば。
ではでは。